胃・大腸内視鏡

画像はすべて電子化し、パソコンで管理し、画像を見ることができます。

炎症、発赤、潰瘍、腫瘍等の所見があった場合には生検をし、顕微鏡にて確定診断をしております。(7~10日後に外来で結果説明いたします)
また、胃・大腸ともに日帰り内視鏡手術も積極的に行っております。
~ポリープ切除術、粘膜切除術(EMR)、止血術、異物除去術等~
検査中は不安を和らげるため、軽い鎮静剤(安定剤)の注射を使い行います。

胃内視鏡検査

ご予約

基本的には、一度外来を受診していただき、診察してから胃内視鏡検査の予約を承ります。
緊急の場合は随時、胃内視鏡検査を行います。
※常備薬あるいはお薬手帳を必ず持参してください。

検査前のご注意

検査前日
午後9時以降は何も食べないでください。
水、お茶、就寝前のお薬は飲んでもかまいません。

検査当日
朝食は絶対にとらないでください。
お薬も飲まないでください。ただし、高血圧、心臓の薬は飲んでもかまいません。
水、お茶は飲んでもかまいません。
注射の影響が残りますので、車・バイク・自転車でのご来院はご遠慮ください。

次のような患者さんはお申し出ください

● 心疾患、緑内障、前立腺肥大症、アレルギー体質がある方
● 抗凝固剤(バファリン、ワーファリン等)を服用している方

前処置

当クリニックでは、出来るだけ検査を楽に受けていただけるよう最大限の努力をしております。

● のどにスプレーで麻酔をして、胃内視鏡がスムーズに挿入できるようにします
● 胃内視鏡に対する不安を軽減するため、軽い安定剤の注射を使います
● 胃の動きを抑える注射を使います

胃内視鏡検査で診断・治療できる疾患

● つかえ感、げっぷ、胸やけ、嘔気、嘔吐、胃痛、食欲低下、膨張感、体重減少など
● 食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、食道ポリープ、異所性胃粘膜、食道静脈瘤、食道がんなど
● 急性胃炎(ビラン性胃炎)、慢性胃炎(萎縮性胃炎・表層性胃炎)、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、胃アニサキス症など
● 十二指腸炎、十二指腸潰瘍、十二指腸ポリープなど

大腸内視鏡検査

ご予約

基本的には、一度外来を受診していただき、診察してから大腸内視鏡検査の予約を承ります。しかし、診察する時間がない場合には電話予約も可能です。(TEL 03-5730-1926)
大腸内視鏡検査は胃内視鏡検査と違い、下剤の飲み方を説明し、自宅、あるいはクリニックで下剤をお飲みいただいておりますので、一度は外来を受診していただいております。

検査前のご注意

検査前日
通常通りの食事をしてください。
ただし、以下のものは消化されにくいので、できるだけ控えてください。

● 野菜類(ねぎ、キャベツ、白菜、ほうれん草、ごぼう、とうもろこし等)
● 海藻類(ワカメ、昆布、ひじき等)
● 他に果物の種、こんにゃく等

午後9時以降は何も食べないでください。
水、お茶、就寝前のお薬は飲んでもかまいません。
午後9時にお渡しした錠剤(下剤)をお飲みください。

検査当日
朝食は食べられません。
水・お茶・スポーツドリンクは飲んでもかまいません。
注射の影響が残りますので、車・バイク自転車でのご来院はご遠慮ください。

下剤の飲み方

1.下剤は2リットルあります。
2.全量を1時間以内に飲み終えてください。
3.飲んでいる最中、飲み終わってから少しでも便意がありましたらトイレに行ってください。
4.個人差はありますが、10回前後トイレに行っていただくと腸内がきれいになります。
5.固形物のない無色から黄色の液になりましたら検査が出来ます。

次のような患者さんはお申し出ください

● 心疾患、緑内障、前立腺肥大症、アレルギー体質がある方
● 抗凝固剤(バファリン、ワーファリン等)を服用している方

前処置

当クリニックでは出来るだけ楽に検査を受けていただけるよう最大限の努力をしております。

● 大腸内視鏡に対する不安を軽減するため、軽い安定剤の注射を使います。
● 大腸内視鏡に伴う痛みを和らげるため、鎮痛剤の注射を使います。
● 大腸の動きを抑える注射を使います。
● 十二指腸炎、十二指腸潰瘍、十二指腸ポリープなど

~ほとんどの患者さんが今回の大腸カメラは楽だったと言ってもらっております~

大腸内視鏡検査で診断・治療ができる疾患

● 腹痛、腹部膨張感、腹部不快感、便通異常(下痢・便秘)、残便感、便柱狭窄、下血、血便、粘液血便、体重減少など
● 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病など)、虚血性腸疾患、大腸憩室症、色素沈着症、大腸ポリープ、大腸がん、直腸ポリープ、直腸がんなど